クロサイ ブログ ~フウカの種~ |
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2015年に天王寺動物園がエンリッチメント大賞を受賞した原動力の1つが、クロサイ飼育だった! 珍しいクロサイのハズバンダリートレーニングや、エンリッチメントの数々、開園100周年を迎えたのにふさわしい飼育の向上を、目の当たりにしてきた。 まさか、今年の春に変わった中堅担当がこれらを否定し、あえて昔の古いクロサイ飼育にわざと戻す行動をやるとは想像すらできなかった!! 彼が就任早々、手をつけはじめた1つが、なんと、展示場のトミーの紹介ボードをハズすという衝撃行動 ライくんの展示場に出る練習で、トミーの匂いを嫌うのが原因かも、という理由でトミーを裏の狭いサブパドックにいきなり閉じ込めました! トミーは右後脚に以前から慢性持病があり、痛くないかぎりリハビリも含め、展示場に出て運動をすることによって今まで長年、元気でいました。 草を主に食べるシロサイとちがい、クロサイはキリンのように木の葉を食べます。 なので、シロサイとクロサイの違いの特徴は、口の形の構造で見分けることが容易です。 これは前任者が愛情と手間をかけて、 トミーやサミアちゃん、ライくん、サブパドックでもエサを、本来のクロサイの食べ方に近づくようにと頑張っていました。 今の担当は、前任者のように枝木にカットした野菜や果物など刺す手間など、クロサイに愛情も努力も感じることは外からはできない! ただ、このようにエサを単純に地面に置いただけでどこに前任者のように、愛情やエンリッチメントを感じることができるのか? これは前任者の時のフィーダーを使うサミアちゃんの様子 こういったのは退屈な動物園の動物の行動の多様性を引き出しするのに最適です。 現在は、こういったものは一切、やっておらず、工夫して食べることができるようないろいろなフィーダーも全くクロサイ舎全体から今の担当が処分した! 全国で知名度が高いクロサイのトミーを今になって、ようやく少しずつ出してもらえるようになったようだが、いろいろ調べてみると、展示時間がバラバラで、なかなか会いたくても、猛暑のなか会えるタイミングの検討がつかなかった。 ナイトズーがあった13日に、ひょっとして出るかもと思い、待ち続けた 13時過ぎに来て、出してもらえなかったり、午前中に出てたかもとか思い、不安のなか、暑い日差しのなか、的が絞れずよく自分でも頑張ったと思う 会えたのが17時はとっくに過ぎていた。 しかし、喜んだのは一瞬だけ! どうも体が痩せており、とても老けた感じがした。日本のサイのなかでトミーの雰囲気だけは、間違うハズはない! 足を引きずっている状態であり、止まった状態から動き始めの1歩を踏み出すときに、 転倒するのでは!という行動が頻繁に起き、周りの入園者からも「わっ!」「あっ!」「大丈夫なの・・」とか、久しぶりに会えたのに、トミーの姿に泣きそうになった。
by pentarou_2010
| 2017-08-17 19:00
| 天王寺動物園
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