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クロサイ ブログ ~フウカの種~


国内のサイ状況から野生のサイの密猟現状まで幅広く
by Rhino pentarou
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マレーシアのスマトラサイは残り2頭

 マレーシアに残ったスマトラサイはわずか2頭

 ボルネオ島のマレーシア領土内には、絶滅危惧種スマトラサイが前回、ブログでお伝えしたPuntang(メス 25歳)の悪性腫瘍の扁平上皮癌のため、安楽死が行われ、残りは2頭となりました。



 アフリカのサイの密猟と実情が違う...


 スマトラサイを取り巻く環境は、


 密猟とパーム油(アブラヤシのプランテーション農業)による、2大苦に襲われている状況!




 マレーシアの野生個体は絶滅したといわれているので、最後のオス、最後のメスの各1頭はマレーシアのサバ州タビン野生動物保護区内にあるスマトラサイ サンクチュアリで保護されている。


 No1、オスのTam(推定30歳)
マレーシアのスマトラサイは残り2頭_a0313880_20425029.jpg
 スマトラサイの平均寿命は35歳

 彼は乏精子症(精液中の精子が少ないこと)とのこと


 No2、
 メスのIman(年齢不詳:若くもなければ、高齢でもなさそう )
マレーシアのスマトラサイは残り2頭_a0313880_20571992.jpg
 彼女は2014年3月に野生下で捕獲されました。

 最後のメス、今現在、マレーシアで最後に野生で捕獲された個体でもあります。


 彼女は重度の慢性の子宮の問題があり、自然繁殖はオス、メスともに望めない!



 残りは体外受精の科学的成功を待つのみになった。



 スマトラサイは推定残り約100頭足らず。


 保護下ではインドネシア、マレーシアの2カ国に生息しており、インドネシアで7頭を保護飼育、今回、お伝えしたマレーシアで2頭を保護飼育しています。


記事引用(Borneo rhino Alliance)より
写真引用(Borneo rhino Alliance)より



by pentarou_2010 | 2017-06-14 23:36 | 野生、保護区内のサイ | Comments(0)
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